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将棋駒 清秋作 開運書 彫埋 写真 1
清秋作 開運書 彫埋 (ご所蔵: 大阪府 寅金 様) 写真 1

昨年の初夏までは駒への漠然とした興味しか無かった将棋ライフであった。とある機会が有り、キコリ師と将棋駒に関係の無い「駒音」で知り合いました。 詳しい経緯は「駒音掲示板」でどうぞ〜

以前から書家としてもプロである憧れの石橋女流四段とも縁を作って頂いた頃、タイミング良くネットオークションで開雲駒の存在を知りました。 クラシックでは大竹風巻菱湖が好みで有り、ミーハーでは無く力強さと柔らかさの融合した開雲書体が好きなのです。落札出来なかったという「呟き」を聞いた地獄耳のキコリ師が、実は開雲駒プロデューサーであり作者は弟子であると言う巡りあわせが有りました。

その後、将棋回遊の上京の度に寅金の好みを問診して頂き、絶妙な木地を提供頂き、田原清秋師との三者面談?(喫茶店で盛り上がり)構想三か月を経て駒込で手元にやってきました。私は所謂コレクターでは無く、キコリ師の「思いっきり使ってやって下さい」と言う言葉が心地よく、どこにでも持ち歩き将棋盤の有るところでは常に出せるようにしている毎日で有ります。

宮田さんの「レッドドラゴン」には程遠い新しい開雲駒はまだ「ベイビータイガー」ですが、寅金にとっては、ご縁も木地師も駒師も書家も全て繋がった、かけがえのない駒であります。木の虎である「タイガーウッズ」様に躓かぬ様、大事に育てて行きたいと思っています。(寅金 様)


将棋駒 清秋作 開運書 彫埋 写真 2
清秋作 開運書 彫埋 写真 2

将棋駒 清秋作 開運書 彫埋 写真 3
清秋作 開運書 彫埋 写真 3

このような駒は彫り埋めということもあり、実戦で使うのが一番と思います。木地も使えば使うほど魅力が増すタイプですね。使う度に乾拭きでよく磨き込んであげていただきたいです。5年後、10年後と再度ご投稿いただけましたら幸いです。(梅水)

将棋駒 玉山作 中彫 写真 1
玉山作 中彫 (ご所蔵: bremen 様) 写真 1

激しい棋風の義父が大切に手入れしていた形見の駒。「玉山」という銘をたよりに天童将棋駒祭りに持参。国井天竜師に観ていただく機会を得ました。木地は薩摩柘植、昭和50年頃のもの、天竜師の居られた工房の作とのお話。彫った方はお仲間の方の様だとか。天竜師が「玉山作の中彫。よく手入れされている」と誉め。その場に居られた方々が慈しみをこめ手触りを楽しまれ、うれしく感じました。駒は義父の指跡で玉将の裏が刷れていて、あめ色になっています。天竜師のお話を義母に伝えると、「もっと駒のことをほめておけばよかったね。婿さんのおかげで見直したよ」と仏壇に手を合わせてました。(bremen 様)


将棋駒 玉山作 中彫 写真 2
玉山作 中彫 写真 2

将棋駒 玉山作 中彫 写真 3
玉山作 中彫 写真 3

大変よいお話をお聞きできました。手入れを怠らず大切に使い続け飴色になった玉山作の中彫。お父上の思い出が宿った宝物ですね。そしてこの駒はわたしにいろんな示唆を与えてくれました。(梅水)


bremen様より、レッドタイガー(Red Tiger)の書をご投稿いただきました。レッドタイガーという名称は銘駒掲示板でわたしが提案したものです。そのときの提案を以下に掲載します。

『最近、ご投稿やメールなどで「レッド・ドラゴン(Red Dragon)」という名前を目にして、ありがたいなぁと感じました。しかし、このレッド・ドラゴンは使い込まれた盛上駒の超名品に付けた名前です。こう 言っては何ですがそうそうあちこちに転がっているものではありません。そこで新たに「レッドタイガー(Red Tiger)」という名前を、使い込まれた彫り駒・彫り埋め駒の名品・優品に与えたいと思います。しかし、あくまでも使い込まれ、えも言われぬ味わいを発する駒を指すのです。注文して出来上がったばかりの彫り駒はいくら名品でもレッドタイガーではありません。また、使うだけ使って手入れもしないで汚れた駒 もレッドタイガーとは呼べません。いかがでしょう、あなたもレッドタイガーを育ててみようとは思いませんか。わたしも今、レッドタイガーを育て始めまし た。人様の2倍の手入れをして5年でレッドタイガー誕生!どうだ!(笑)。』

また、玉山作中彫の掲載後に銘駒掲示板にわたし(梅水)が投稿した内容をそのまま以下に掲載いたします。


  玉山作中彫を拝見したときにレッドタイガーという名前が頭に浮かびました。しかし、元々 は中彫の駒をそのように呼んでよいのかという躊躇があったのです。その後、公園でお天道様を見上げて思いました。わたしはこのような駒をレッドタイガーと 呼んでよいのであるということ、これこそをレッドタイガーの定義としたらよいのであると気づいたのです。

これだけ大切に手入れをされた駒はなかなかあるものではありません。レッドタイガーであるための一番の要件は「手入れ(乾拭き)」です!そして使い込んで 使い込んで、飴色に輝いた駒。また値段ではないその駒が生まれたときの筋のよさと可能性。思い出。所蔵者の愛情。これらを満たす駒こそをレッドタイガーと 呼びたい。そのように思いました。

そうすると如何に彫り駒の名品であっても、買ったばかりの駒、注文して出来上がったばかりの駒、使うだけ使って手入れが不充分な駒、これらはレッドタイ ガーであると思ってはなりません。レッドタイガーという言葉・考えは善良な駒ファンを勇気づけるものであるべきでしょう。その方々にこそこの言葉を捧げます。

わたしも玉山作中彫に負けないレッドタイガーを育ててみせるぞ!と誓ったのであります。bremenさん、父上の跡を継がれ手入れをお続けください。柔らかい綿の布で拭いてあげるだけでよいのです。(梅水)
bremen作 レッドタイガー(Red Tiger)の書

結局、最初の定義と玉山掲載後の定義のどちらの意味でも「レッドタイガー」という名称を用いることになりました。


玉山作 錦旗 彫り 写真 1
玉山作 錦旗 彫り (ご所蔵: bremen 様) 写真 1

義父の形見の玉山作中彫に関わることを少しでも知りたいと、彫りや書体の違う玉山駒を手に入れようと頑張ってきました。 平成22年3月のYahooオークションでトウシンさんが出品したものを思い切って落札しました。玉山作 錦旗書体 シャムつげです。 中彫りと比較できるようにゲスト写真館の3枚と同じにレイアウトしました。木地の違い、光の加減、カメラの違いで、思うほどにはできませんでしたが、大人の遊び心で楽しんでいただけたらと思います。 中古での購入+布で毎日磨いているので、思ったよりは色が出てきた気もします。勤め先にいた3人の少年たちが、心の癒し対局で毎日使用してくれたのと、自宅で娘のリハビリに駒磨きを教え、奨励会の手合い係りのように駒尻や駒の頭、側面までもこすり続けたことがよかったと思います。 彫った方が中彫りの作り手と同一だといいのですが・・・。素人目には同じ方の彫りに見えてしまいます。 いずれにしろ、最近オークションに玉山駒がとりあげられる機会が増えたのは、きっとこちらの掲示板の影響が大きいと思い、ちょっと自慢したい気分です。また、梅水様、キコリ様をはじめ、みなさんからの情報がいつもありがたいです。(オークションで、この掲示板の情報やキコリ様の説明をそのまま受け売りしているのがあって、気にもなりますが。)(bremen 様)


玉山作 錦旗 彫り 写真 2
玉山作 錦旗 彫り 写真 2

玉山作 錦旗 彫り 写真 3
玉山作 錦旗 彫り 写真 3


将棋駒 武山作 天童楷書 彫り 写真 1
武山作 天童楷書 彫り (ご所蔵: 久保田勲 様) 写真 1

この駒は今は亡き父から、自分が小学生の頃にもらったもので、『お父さん(つまり自分の祖父)が昔使っていたものだよ』と言われました。残念ながら駒が全部揃っておらず「歩兵」が3枚足りません・・・。

作者は書いてありますが「字体」は書かれておらず、10年位前に東京で将棋駒の即売会会場に持参して、駒師(名前忘失)の方に診てもらったところ『天童楷書』と言われました。現代の駒よりも一回り小ぶりに作られているようです。

自分は数ある駒の字体の中で、この字体(天童楷書?)が一番好きです。(なぜか全然違う書体を何となく購入してしまい普段使いにしていますが・・・)この駒の影響か、盛り上げよりも、彫埋めよりも、彫駒が一番好きです。できれば、足らない駒を作り足したいです。又、これとは別に全く同じ字体で彫駒を作りたい(夢で終わりそうですが)です。(久保田勲 様)


将棋駒 武山作 天童楷書 彫り 写真 2
武山作 天童楷書 彫り 写真 2

将棋駒 武山作 天童楷書 彫り 写真 3
武山作 天童楷書 彫り 写真 3

武山作のいわゆる上彫ですが、素晴らしい駒です。現在の数ある上彫りとは一線を画します。鋭くも重厚な雰囲気で荘厳ささえ感じさせます。武山ここにあり。(梅水)



入手の経緯ですが、将棋の駒は「天童」にありという事で(全くの素人考えですが^^;)山形県天童市に赴きまして、色々な駒屋さんを巡りました。それまでは「シャムツゲ」の書駒を使っていたのですが、きちんとした(?)駒を使いたいなぁと思ったものの、駒は直接手にとって観てみなければ判らないと思い、丸一日駒屋さんを廻りました。予算が5万円程度までで彫駒としか決めていませんでしたが、良いなぁと思う駒はどれも予算オーバーでした。そんな中でこの駒に巡り合い、駒師の名前も字体の名前も聞いた事が無かった(ただ不勉強なだけなのですが・・・)けれども予算に収まり字体もそこそこ読み易いので決めました。10〜15年位前の話なのですが、駒屋さんの店主に「この駒師さんは作りを急がず時間をかけて丁寧な仕事をする駒師さんですよ」と説明して頂いたのが印象的でした。(久保田勲 様)


将棋駒 一光作 篁輝書 彫り 写真 1
一光作 篁輝書 彫り (ご所蔵: 久保田勲 様) 写真 1

将棋駒 一光作 篁輝書 彫り 写真 2
一光作 篁輝書 彫り 写真 2

天童の彫り師、一光(明石善夫)作の篁輝書彫りです。わたしは初めて拝見しました。同じ天童の篁輝書でも香月作などと比べますと本作は嫌みがなく実用的書体にアレンジされた篁輝書とお見受けします。篁輝書を普段使いにされるとはおしゃれですね。(梅水)




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