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梁山泊からは銘駒図鑑に多くの駒写真をご提供頂いております。本ページもその一つで梁山泊専用とさせて頂きます。

  梁山泊の公式ホームページ「梁山泊」も併せてご覧ください。


木村名人揮毫駒台用台指
木村名人揮毫駒台用台指

確かウェブのどこかに銘駒図鑑は木村の評価が異常に高いとの評価がありましたが、それは仕方がありません。わたしは木村作が大好きですから。さて写真の駒は「木村文俊作」の「木村名人書」。木村作の銘は通常は「木村作」なのですが本作は「木村文俊作」とフルネームです。木村名人書では名人(木村義雄十四世名人)との区別のためであろうと考えられています。このような木村のよい作品を観ているとそれだけで本当にうれしくなってきます。
将棋駒 木村文俊作 木村名人書 写真 1
木村文俊作 木村名人書 写真 1

将棋駒 木村文俊作 木村名人書 写真 2
木村文俊作 木村名人書 写真 2

将棋駒 木村文俊作 木村名人書 銘
木村文俊作 木村名人書 銘

新橋中村碁盤店の雅号である潜龍ですが、静山、竹風(先代)の他にも製作されている駒師がおられますが、本作は奥野作の影の作者松尾某の作ではないかと私は思っています。奥野一香の錦旗書体との違いは僅か1点、飛部分の点だけです。通常、潜龍作の錦旗は竹風の新龍と全く同じ書体です。又、新龍の書体は竹風先代が松尾某より、2組の昇龍書体と一緒に頂いたと記憶しています。(昇龍の1組は奥野作錦旗と全く同じ書体です)尚、本作は稲田勇作の駒台、駒箱とセット品で、当時潜龍作でもランクの高い製品だったと思います。又、潜龍作の錦旗で奥野書体は珍しいと思います。(梁山泊)
将棋駒 潜龍作 錦旗
潜龍作 錦旗
実は、わたし(梅水)、この写真を観て梁山泊に、この駒は「潜龍作錦旗」で間違いありませんか?という問い合わせをしました。一目、「奥野作錦旗」と思いました。このような駒があることを知りませんでした。大変貴重だと思います。この小さな写真だけでは明確なことはいえませんが、「絵」として観れば美しい。梁山泊がおっしゃるように奥野作、松尾某師の手によるものなのでしょう。(梅水)

本作は現物を見たことはなく、ここでも、写真が小さいのが残念ですが、この写真で観た感じ、本作は素晴らしいですね。このように木地が地味で龍山銘ですとイケマセンの駒も多く、本作も同様の扱いを受ける危険を感じます。しかしながら本作の仕事は一級品、ものが違います。よく観て味わってください。もう少し大きな写真でもう一度、盛上駒図鑑で取り上げさせて頂きたいものです。
将棋駒 龍山作清安書 写真 1
龍山作清安書 写真 1

将棋駒 龍山作清安書 写真 2
龍山作清安書 写真 2


将棋駒 龍山作 金龍書 彫り
龍山作 金龍書 彫り

将棋駒 龍山作 金龍書 彫り 銘
龍山作 金龍書 彫り 銘


本作は自然木の糸柾で非常に硬い木地です。この頃の作品が影水の絶頂期です。会津桐の二重箱はキコリさんの説によると宮松幹太郎師作だそうです。駒は土居一太郎名誉名人が地元の後援者に贈られた駒の様で、影水の駒にしては珍しく剣先まで瀬戸仕上げで磨かれています。尚、棋士関係に造られた駒は盛上げも仕上げも特に丁寧な造りだった様です。(梁山泊)
将棋駒 影水作水菱湖書 写真 1
影水作水菱湖書 写真 1

将棋駒 影水作水菱湖書 写真 2
影水作水菱湖書 写真 2

影水作水菱湖書の内箱と外箱
影水作水菱湖書の内箱と外箱

影水作水菱湖書の内箱のアップ
影水作水菱湖書の内箱のアップ

この駒は銘駒図鑑が縁で入手した駒で、持ち主の父親が長年勤めた新聞社を退職された記念に頂いた駒と記憶しています。共箱は大山名人揮毫入りの桐箱に入っていましたが、その箱は私の棋友が所望され手元にはありません。この駒で子供が遊んだらしく金将の表側の漆が減って駒も歩兵が2枚不足して39枚しかありません。そこで、ある駒師に歩兵の製作を依頼しましたが、2年待っても出来ず、依頼をキャンセルして松尾氏が、駒木地の選別、整形、彫埋迄担当して、鵜川善郷氏に盛り上げをお願いして先日出来上がりました。ここに、幻の善郷作の盛上駒が影水作の修理品(補足)として誕生しました。流石に鵜川氏、漆の色合いは完璧に合って、盛上げも申し分ありません。さっそく、カルナバ蝋仕上げをして梁山泊の対局駒として甦りました。尚、私はこの駒の修復歴を駒に刻むことはありません。又、この駒が巷に流れることは私が生きている間はありません。但し、ボケが入る少し前に駒の由来書を作り、歩兵3枚充足の件は記入する必要はあります。私の寿命より、この駒の寿命の方が長いのは間違いない為です。(梁山泊)
将棋駒 影水作水無瀬書
影水作水無瀬書
この駒の掲載が遅れたこと誠に申し訳ありません。梁山泊の対局用駒になったのですね。素晴らしいことです。わたしも現在手元にある影水作錦旗書を、もし手放すことがなければ老後の対局用駒にしたいと考えています。(梅水)

玉風作に付着した蝋を落として写真を撮り直しました。この駒、入手時は汚れと油焼けにより綺麗な状態ではありませんでした。駒木地は木目も判らない位、汚れて茶色になっていましたが、全く手入れがされたことが無かったのが幸いして写真の様に黄楊本来の素晴らしい飴色に仕上がりました。手入れの方法としてザクトライオンによる汚れ落し、その後のイボタ蝋仕上げました。この駒の作者玉風の経歴等は不明です。駒木地は御蔵黄楊の杢目とか、板目杢と表現するべき木地と思います。書体は清安書で、本歌とする駒は龍山の清安書と思われます。昭和30年以前に製作された駒の様に思っています。盛上げの技術は素晴らしく、漆も良いものを使用しています。共箱と思われる駒箱は会津桐を浮造りで仕上げています。当時は決して安価な駒ではなかった様に思われます。(梁山泊)
将棋駒 玉風作 清安書 写真 1
玉風作 清安書 写真 1

将棋駒 玉風作 清安書 写真 2
玉風作 清安書 写真 2
本作も掲載が遅くなり申し訳ありませんでした。この駒はわたしも大変気になっていました。龍山の時代を感じさせるような木地と盛り上げですね。このような駒を手に入れ汚れを落として磨いて蘇らせるのは至福の一時であったに違いありません。(梅水)

銘駒コラムでの無劍書の掲載を受け、梁山泊より今回の無劍彫り駒を含む駒写真3点の提供を頂きました。残りの2点も本ページに掲載させていただく予定です。さて、写真の彫り駒は今は亡き、天童の彫りの第一人者、桂山師によるものです。桂山師は彫りにおいて独自の個性を確立されています。写真の無劍書はいかがでしょう。ご感想など掲示板に頂けましたら幸いです。(写真はクリックでもう一回り大きくなります)
将棋駒 桂山作 無劍書 彫り
桂山作 無劍書 彫り

天一作草書の彫り駒です。本作は機会彫りであるという評価もあるようです。真偽は少なくともこの写真では判断できませんが、素晴らしく精密な彫りに見受けられます。
将棋駒 天一作草書 彫り
天一作草書 彫り

本作は作者名がなく、錦龍という書体名のみの書き駒です。梁山泊では奥野作と判断されています。彫り駒よりも安価な位置づけで販売されていたのではないかとのこと。私見でも本作はいかにも奥野という雰囲気です。いかに安価とはいえ、この雰囲気はただ者には思えません。雰囲気ありますねぇ、面白い書体であり、同時に完成度も感じます。皆さんはいかが思われるでしょう。
将棋駒 奥野作錦龍 書き駒
錦龍 書き駒

将棋駒 錦龍 書き駒 写真 2
錦龍 書き駒 写真 2

将棋駒 錦龍 書き駒 写真 3
錦龍 書き駒 写真 3


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